2019年12月1日日曜日

我が家の間取り(3LDK)大公開!!~小上がりとタイルデッキのある1.5階建て~



今回は我が家の間取りを大公開いたします!!!


延べ床面積約33坪の3LDK 、1.5階建てです!!!
同じような広さで建築を考えている方は是非参考にしてみてください。






間取りを「1.5階建て」にしてみた



1.5階建てって何??
と思う方もいらっしゃると思うのでまずは簡単に説明いたします。

1.5階建てというと2パターンの意味がとれる場合がありますのでそれぞれ見ていきましょう。



間取り「1.5階建て」~二階が一階の面積の半分のパターン~



よく言う「総二階建て」というと、一階の床面積と二階の床面積が同じくらいの建物の事ですが、二階の床面積が一階面責の半分程度の建物の事を「1.5階建て」と言います。


ちなみに我が家の間取りはこのパターンです。


二階はほとんど子供部屋だけで、一階に重点を置く間取りですね。
ほとんど平屋のような感覚となります。



間取り「1.5階建て」~一階と二階の間に”中二階”というスペースがあるパターン~



「中二階」と呼ばれるスペースが一階と二階の間(1.5階)にあるパターンもあります。



中二階画像


別名「スキップフロア」とも呼ばれます。


空間を壁で区切らないため、開放感のある家が出来上がりますし、なにより視覚的に楽しいですよね。
「スキップフロア」の下のスペースは収納で使えるため無駄もありません。


デメリットとしては空調が効きにくい事、耐震性が取りにくい事、特殊な構造なので手間がかかるため価格が高くなりがちな事などが挙げられますので、注意が必要ですね!!




この2パターンがあるわけですが、我が家の言う1.5階建ては「二階が一階の面積の半分のパターン」です。



 我が家の「間取り」大公開!!



前置きが長くなりましたね・・・。

いよいよお待ちかね・・・。我が家の間取りを実際に見ていきましょう!!!

【一階】

間取り



【二階】


間取り図



我が家の間取り「こだわりポイント」


あまり面白みのない間取りと思われるかもしれませんが、私たちなりに考え抜いて作りましたので詳しく説明させてください!!(笑)



間取りこだわりポイント「1階に寝室」



なぜ1階に寝室を持ってきたのかといいますと



1階で「完結」する間取りにしたかった


これが一番の理由です。

完結するというとわかりにくいですが、一階だけで日々の生活を送ることができると言う意味です。
理想を言えば平屋にしたかったのですが、日当たりの関係と金額の関係で断念しました。


寝室を1階に持ってくるメリットとしては

  • 洗濯物を2階まで運ぶ必要がなくなる。
  • 寝るときに2階まで行く必要がなくなる。
  • 老後もし足が悪くなったときに2階まで行く必要がなくなる。


等が挙げられます。
はい、「2階に上がるのがめんどくさい」だけです!(笑)



しかし実際毎日の事ですので、「家事導線」としては非常に優秀なのではないかと思っています!



間取りこだわりポイント「ランドリールーム」



図面では「ユーティリティー」と表記されている部屋がランドリールームです。


「普通にベランダで干せばいいじゃん」と思われるかもしれませんが、です!!
虫が嫌いなのです!!


我が家のランドリールームのメリットはそれだけにとどまりません。


通常はキッチンに設置することが多い「勝手口」をランドリールームに設置し、さらに通気用の「人が入れない幅の窓」を付けました。


「人が通れない幅」というのがポイントで、開けっ放しで家をでても防犯上問題ないのです!!!!
(ただ本気で泥棒さんに入られたら多分どんな窓でも意味ないですが・・・。笑)


そして勝手口は「ドアのカギは締めたまま」通気することができます。


これにより防犯面を気にすることなく通気したまま外出でき、帰ってきたころには洗濯物が乾いているという算段です!!!




また勝手口にしたことで、隣のタイルデッキへランドリールームから直接行けるようにしました!


間取りこだわりポイント「小上がりの畳スペース」



図面でいう「和室」というところが我が家の畳スペースです。


畳スペースを「小上がり」と言って、床より一段高くしました。
我が家では30cm高くしています。



「小上がり」にした理由は、腰をかけて座れるようにしたかったからです。
部屋の真ん中にベンチのように腰掛けるスペースがあるのはいいですよね。


また畳にしたのは、小さな子供の風呂上りに服を着せるときなどにいいかなと思ったからですね!


ただしデメリットとして段差が邪魔になったり、子供にとっては危険だったりと言う事もあるので少し心配ではありますが・・・。



ポイント
子供のお着換えで使うため、脱衣所から直行できる位置に配置しました!



間取りこだわりポイント「キッチンの幅を2850cmにした」




間取りというよりもキッチンの仕様の話でもあるのですが、我が家のキッチンは通常の2550cmものより30cmながい2850cmものにしてもらいました!!!


間取りポイントで紹介したのは、そのキッチンが入る様に間取りを作ってもらったからですね!!


キッチンはフルフラットのもの(とても開放的でおしゃれ)と迷いましたが、きれいに保つ自信がなかったので通常のタイプにしました。


フルフラットキッチン
(フルフラットキッチン例)


なぜ30cmキッチンを伸ばしたかのかというと、フルフラットキッチンでしたら天板の奥行があるので作業スペースがたっぷり取れます。

ですが通常のタイプですと周りにカウンター(腰壁)が出来てしまい、下の写真のように奥行きがなくなり作業スペースが小さくなってしまうからです。


対面キッチン
(標準タイプのキッチン)

しかし作業台が狭くなるデメリットを補って余りある標準タイプのメリットは、高いカウンター(腰壁)が手元を隠してくれるので、来客時にそこまできれいにしなくてもバレないというところなのです。(笑)


ポイント
「フルフラットタイプ」と「2850cmの標準タイプ」の値段は同じくらいですので、「あまりキッチンを見られたくないけど作業スペースはほしい」という方にはとてもおすすめです!!!



間取りこだわりポイント「タイルデッキ」



「ウッドデッキ」か「タイルデッキ」かで迷ったのですが、耐久性を重視してタイルデッキにしました!!!


ウッドデッキですときちんと手入れしたとしても10年持つかどうからしいですが、タイルデッキでしたらタイルが割れたりしなければ半永久的につかえるのです。
(ウッドデッキでも樹脂を使った耐久力の高い商品もあるので、どうしてもウッドデッキが良い方はそちらをお勧めいたします。)


タイルデッキを設置するにあたり、家の形を「コの字型」にしてもらいました。

コの字の所にタイルデッキを配置することで、家の中から見たときの開放感が大幅にアップします。

丁度中庭のような雰囲気ですね!!!





デッキでバーベキューとかできたら最高ですよね~


間取りこだわりポイント「勾配天井」



勾配天井とは

その名の通り傾斜になっている天井のことです。
本来天井になる部分を取り払い、屋根をそのまま天井として利用するので、空間が広くなって開放感を得ることができます。


我が家は1.5階建てにしたことで、二階のスペースが余っています。

そこで1階にさらなる開放感を与えるべく、リビングの一部を「勾配天井」にしました。

「勾配天井」と「吹き抜け」で迷ったのですが、吹き抜けですと暖房効率が悪くなると考えたのでやめました。


開放感を更に重視ししたい方は勾配天井よりも吹き抜けのほうが良いかもしれませんね!



間取りこだわりポイント「小屋裏収納」



1.5階建てにしたメリットを最大限に生かすべく、「小屋裏収納」を設けました。


小屋裏収納とは

屋根と天井との間にできる空間を利用した収納スペースで、高さが140cm未満のものをいいます。


この小屋裏収納の良いところは、高さ140cm未満であれば「延べ床面積」に換算されず、固定資産税に影響を与えない事です。



季節ものやたまにしか使わないものは「小屋裏」突っ込んでおけば家がとてもスッキリして見えることでしょう!(笑)


間取りこだわりポイント「ファミリークローク」


最後の自慢ポイ・・・いやこだわりポイントは「ファミリークローク」です!!


二階の図面の中央にある「収納」をファミリークロークとして使おうと考えています。

寝室にもウォークインクローゼットを設けてはおりますが、たまにしか使わない冠婚葬祭用の衣類や冬用コートなどをしまっておければ、一階のウォークインクローゼットを圧迫しないで済むというわけですね!


間取りを1.5階建にするときの注意点




我が家の良いところばかり紹介してきましたが、デメリットもあるので合わせて紹介いたします。

間取りを1.5階建てにすると金額が高くなる



一般的な「総二階」の家よりも金額が高くなります。
なぜかというと


基礎が大きくなる

家を作る際は「基礎工事」から始めるわけですが、これにはコンクリートだけでなく鉄筋を使ったりと中々の金額がかかります。

1.5階建てにすると、当然1階が広くなるのでその分大きな基礎が必要となり金額が上がってしまいます。


屋根が大きくなる


1階部分が大きくなると言う事は、その分「屋根」も大きくする必要が出てきます。

そのため当然金額が上がるというわけです。




最初に値段の都合で平屋をあきらめたと言いましたが、こういう理由があったのです。



間取りを1.5階建てにするには「土地選びも重要」



1.5階建てにすると1階部分が大きくなるわけですからその分広い土地が必要になってきます。

建物だけでなく土地代も高くつく可能性があるわけですねー。


また平屋でもそうなのですが、「日当たり」をしっかりと確保できる土地でないといけません。


「平屋を建てたい、1.5階建てにしたい」という方は、土地の選定の時点で気を使わないといけませんね!!



我が家の土地探しの際も、1.5階建てにするには狭すぎるという理由でボツになった土地もあります。


土地探しのポイントはこちらの記事をご覧ください。




まとめ



いろいろ間取りのこだわりポイントを挙げましたが、我が家の間取りづくりの根底には

「いかに楽をできるようにするか!!」

というコンセプトがあります。


1.5階建ての「楽ができるポイント」をまとめると


  • 2階に行く必要がほとんどなくなる。
  • 二階の収納にものを突っ込めば一階がスッキリみえる。


という2つが挙げられます。



金額が高くなるというデメリットはちょっと大きいですが、生活する上のデメリットはないのではないかと思いますので、非常におすすめです!!




これから家づくりを始める方もそうでない方も


我が家は9社ほどの住宅メーカーを回り間取りを見比べることで公開したような納得のいく間取りに仕上げることができました。


ただ正直かなりの時間と労力を要しましたので、これから家づくりを始める方には


タウンライフ家づくりという資料一括請求サービスがおすすめです。


複数社から無料で間取りや資金計画書がいただけるというもので、かなり効率が良いサービスとなっています。


詳しくはこちらの記事をご覧くださいませ。



最後までご覧いただきありがとうございました!!

間取りに正解はと思いますので、どこか一つでも参考になるところがあればうれしいです。

では~。

0 comments:

コメントを投稿