2019年10月9日水曜日

注文住宅にかかる「諸費用」とは!!?~いくらかかるの??我が家の内訳大公開!

event_note10月 09, 2019 editBy おにちゃん forumNo comments


どうも、おにちゃんです。


前回は注文住宅において土地代と建物代だけでは家は建たず、そのほかに「諸費用」がかかるというお話でした!!!

今回は「諸費用」とは具体的に何か??
詳しく見ていきたいと思います!!


注文住宅にかかる「諸費用」ってなに??




諸費用とは、土地と建物本体以外にかかる費用の総称の事です。


諸費用一覧~具体的に何にお金がかかる?~

具体的に見ていきますと、主に以下の項目になります。


  • 付帯工事費(足場や仮設トイレ、電気工事などの費用)
  • 土地経費(仲介手数料や登記費用)
  • 外構費用(駐車場のコンクリート打ったり庭作ったり)
  • ローン手数料(融資受けるときにかかる費用)
  • オプション料金(建物やキッチンなどのグレード上げたり)
  • 設計料(図面作成などにかかる費用)


具体的な金額の内訳は後述しますが、この諸費用すべて合わせると

800万ほどかかります。(外構やオプションにどの程度かけるかや、メーカーによっても差はあります。)








広告で1000万円台で家が建つ!!なんてものをよく目にいたしますが、仮に建物1500万、土地500万だとしても諸費用800万合わせると・・・


2800万円ほどかかる計算になります。

これに加えて、引っ越しや家具家電の事を考えるとあと50万~100万くらいは必要になってきそうですね


注文住宅にかかる諸費用の内訳


気になる内訳を大公開いたします!!
(候補の一つに挙がっていた工務店様にいただいた見積もりです。)

注文住宅にかかる諸費用
(クリックで拡大)





工務店様の名前などわからないように伏せさせていただいておりますので悪しからず。


諸費用内訳「付帯工事費」


画像でいうと「B」の部分ですね。

具体的には、屋外給排水工事や仮設トイレ仮設水道、仮設電気などとなります。


簡単に言えば、家を建てるにあたり大工さんが使う足場やトイレなどにかかる費用ですね!!


こちらの合計金額が213万円となっております。
高いですねー。



諸費用内訳「土地経費」


次に土地経費です。
画像でいう「G」の上のほうにある項目です。


具体的には建物表示登記、抵当権設定費用登記、地目変更などです。


金額にして62万円となっております。

(仲介手数料がある場合や水道工事などがあるとさらに高くなるでしょう。仲介手数料については後述いたします。)

諸費用内訳「外構費用」

次に外構費用です。

画像でいう「D」の項目となります。

こちらは外構にどの程度お金をかけるかで全く変わってきますが、我が家はあまりこだわっておりませんので少なくともこの程度はかかるのではと思います。


具体的にはポスト工事+表札、駐車場土間2台分、防草シート+白びり(砂利)、エコキュートとなってますね。
(我が家はオール電化のためエコキュート設置費用が掛かっております。)

金額にして108万ですね!!


諸費用内訳「ローン手数料」


次にローン手数料です。
見ての通りローンを組むときにかかってくるお金ですね!


画像でいう「G」の真ん中のほうにある項目です。


具体的には保証料、印紙代、銀行事務手数料です。


金額にして74万円ほどです。
(保証料は銀行や、支払い方によっても違うのでざっくり60万で計算しています。)


諸費用内訳「オプション」

次にオプションです。
全くオプションを付けなければかかりませんがなかなかそうもいかないでしょう。


画像でいう「C」と、「G」の下のほうにある項目です。

水回りやドア、外壁などの設備のグレードアップ、エアコン、カーテンなどの費用です。


金額にして224万円程となります。
(我が家は太陽光をのせるのでもう150万かかっていますが、抜いて計算しています。)


諸費用内訳「設計料」


最後に設計料です。
図面作成や確認申請費用、完了検査費にかかる費用ですね。

設計事務所だとより高額になってきますね!!

金額にして46万円です。



合計すると、我が家では727万円諸費用として掛かっている計算です!!
さらにいえば、地質調査をして地盤改良が起きれば800万超えてくることもあるでしょう!!



ここでは我が家の例を紹介しましたが、タウンライフ家づくりで資料一括請求をすれば、いろいろなメーカーから間取りや資金計画書を無料でもらえるのでおすすめです。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。



注文住宅にかかる諸費用「少しでも抑える方法」

諸費用とんでもない金額ですよね・・・・

最終的な局面になったとき、あと50万削れたら・・・・。
と誰もが思うでしょう。

少しでも諸費用を抑える方法をご紹介いたします。


諸費用「土地経費」を抑える

付帯工事費、ローンにかかる手数料は正直そこまで差はありません。
ではどこで抑えるかというとズバリ「土地経費」です。


土地には大きく分けて2種類あります。

「売主」と「専任媒介」。



「売主物件」とは、不動産業者が直接売っている物件のことです。


「専任媒介」とは、不動産業者と土地の売主が別に存在し、不動産業者が仲介に入って販売しているものをいいます。
(厳密にいえばもっと細かいことはあると思いますが、これくらいの認識で十分だと思います。)


どちらがおすすめかと言いますと・・・

「売主物件」です!!!

なぜかと言いますと・・・

  1. 仲介手数料がかからない!!
  2. 土地がしっかり管理されている!
  3. 価格交渉がしやすい!!

という3つが挙げられます。


仲介手数料がかからない

我が家の場合は仲介手数料がかかっていませんが、それは「売主物件」を購入したからです。

不動産会社が仲介に入る物件と違い、売主物件はそこに余計なお金が発生しません。一般に仲介手数料は
「売買金額×3%+6万円」と言われていますので、500万の専任媒介物件を購入する場合

500×3%+6万=21万
となりますのでこれだけ余計な費用が掛かると言う事になります。



ポイント
もし専任媒介物件を選ぶ際は、仲介手数料がかかると言う事を頭に入れておきましょう!!
売主物件を選べば、仲介手数料の分だけ諸費用が安くなります!!



土地がしっかり管理されている



売主物件は不動産業者が管理していますので、ある程度奇麗になっています。
また家を建てる際絶対必要な水道管の工事等やってある場合も多いですね!!


個人的におすすめなのが、分譲地です!!!


分譲地とは、不動産会社などが所有している土地を複数に分けて販売している土地のことです。

分譲地は水道管や下水工事、整地などがしっかりされており、ほぼ土地の費用だけですみます!!
(登記費用などは掛かります。)

我が家は分譲地を購入したので、水道工事がなく諸費用を節約できているというわけです。




水道工事は一般的に30~50万かかると言われているので、その分諸費用を抑えられます。
ただ分譲地は、その性質上近所付き合いが密になりがちです。
メリットでもありますが、人によってはデメリットにもなりますので注意が必要です。


価格交渉がしやすい


仲介である専任媒介物件とは違い、売主物件は不動産屋自身が所有しているので、自由に価格を変更できるためです。


長い期間売れ残っている物件などは3桁くらい下げられることもあるとか・・
何にせよ交渉したもの勝ちなので、頑張ってみてください!!!
(私は70万値下げ交渉して、最終的に30万下げてもらえました!!)


※あまり度が過ぎると逆効果化もしれませんのでご注意ください!(笑)


ポイント
専任媒介物件は、売主の都合(売却金でローンを完済したいなど)が絡んでいるため中々価格交渉がしづらいですが、早く売りたがっているというパターンもあるので、一度は価格交渉をしてみることをお勧めします!!


諸費用「外構費」を抑えられる??



大体の工務店やハウスメーカーはこちらの要望がない時点では、外構費を100~150万で予算取りをしているようでした。


確かに家の周りに柵を設置したり、門柱を設けたり、カーポートを作ったりするとそれくらいかもっと費用が掛かるでしょう!!!


外構費の抑え方


我が家の実際の外構の見積もりを見てみましょう。
(上の画像の見積もりとはまた別のものとなります。)


  • 駐車場コンクリート土間      25万円
  • 防草シート・砂利引き       40万円  (土地80坪)
  • タイルデッキ           35万円

となっております。


かなり最低限の外構にしたつもりですが、それでも100万かかってしまっていますね。
(我が家はカッコいいタイルデッキを付ける前提で間取りを作ったため、タイルデッキは絶対外せないので勘弁してください。笑)


私が外構で必須だと考えているのは、駐車場の土間コンクリートと、家の周りに防草シートと砂利を敷くことだと考えます。

そう考えると防草シート・砂利の予算40万円をもう少し削ることができるというわけです!!


砂利はトラックで何台!という単位で購入するそうなのですが、その台数を減らすことが出来れば予算を抑えられます!!


我が家の場合は現在トラック3台分ですが、これを2台に抑えれば単純計算で13万円抑えることが出来そうですね!!
(40万円×1/3=13万円)

せっかく庭があるのに全部砂利にしてしまうのも味気ないですしね。






じゃあ砂利を敷かないスペースは何もしないの??
と思ったそこのあなた・・・。安心してください!!
とっておきの秘密兵器があります!!



グランドカバープランツ「クラピア」


グランドカバー(ground cover)とは、地面を植物で覆うことです。多くの場合、雑草を抑えることが主な目的になりますが、美観の向上、土壌の流出防止など副次的な効果も期待されます。

グランドカバープランツ(下草)として使われる玉竜の画像 グランドカバーに使われる植物は「グランドカバー・プランツ」と呼ばれ、「地被植物」や「下草」とも呼ばれます。グランドカバープランツの定義は曖昧で、特定の種類を指すものではありません。

多くの場合、ひざ下あたりまでの高さに管理できる植物の総称(例:タマリュウ、芝桜、芝、クローバーetc.)だと思っていただけるとイメージしやすいかもしれません。
グランドカバープランツで、一番ポピュラーなものは芝生だと思いますが、クラピアは「芝生の代わりのグランドカバープランツ」と言われ注目されています!!


そう、秘密兵器とは「クラピア」の事です!!




クラピアのメリット

  • 繁殖力
  • 管理性
  • 雑草対策になる


等が挙げられます。


繁殖力:クラピアは芝生と比べて10倍以上早く成長するそうです。

管理性:クラピアは横に成長していくため芝生芝生のように上に伸びにくく、メンテナンスは年1、2回の刈り込み程度で済み非常に楽。

雑草対策になる:クラピアは、葉っぱ同士が密になり広がるため、他の雑草が土について発芽することを抑制してくれます。





このクラピアを空いたスペースにうえれば、将来子供が裸足で庭を駆け回ることもできるかもしれませんね~



ポイント
クラピア自体は1ポット500円ほどと少し高いですが、1㎡に1ポットほど植えると約一年程で十分に広がるそうです。
20㎡に植えるとしても3万円ですので、植物を育てるのに抵抗がない方にオススメです!!


砂利を敷かないことで13万円抑えられましたが、クラピアの購入に3万円掛かるので
我が家の諸費用の「外構費」としては10万円削れることとなりますね!!



(当然我が家でもクラピア導入予定ですので、「クラピア育成記録」をこのブログでやっていこうと考えております!!
その時は是非チェックしてくださいね~!!!)




注文住宅にかかる諸費用「まとめ」


家づくりに重くのしかかる「諸費用」ですが、売主物件の分譲地を購入することにより仲介手数料と水道工事にかかる費用を抑えましょう!!

また外構費を極限まで抑えればざっと50~60万円くらいは削れそうですね!


「売主物件」「クラピア」ぜひチェックしてみてくださいね!!




次回は、土地購入時に注意することについて書きますので是非見てくださいませ!!!



これから家づくりを始める方やすでに始めている方にも、間取りや資金計画書を複数社まとめて申請できる「タウンライフ家づくり」というサービスが非常におすすめです。

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是非チェックしてみてください~。


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